Tomohiro Maeda Paris Connexion
素直な音色や音楽性だけではなく、その暖かい人柄から生み出される音楽は、聴いている者を一瞬にして様々な風景の中に引き込んでいく。
国籍も人種も違う三人のミュージシャンが音楽というひとつの言語を通して、言葉では語ることのできないイメージの世界を奏でます。
Toups Bebey / トゥープス・ベベ
カメルーン系フランス人。1962年生まれ。
パーカッション、サックスをはじめ多くの楽器を演奏するほか、ヴォーカリスト、指揮者、作曲家、アレンジャーでもある。一方でダンスとの共演や映画音楽など、幅広く活動を展開している。
幼少よりクラッシックピアノを学ぶ。14歳の時にジャズとサクソフォンを始め、すぐに様々な場所で演奏するようになる。同時にパーカッションも習得し様々な音楽に興味をもつようになる。
1986年以降、Jimmy Cliff (レゲエ)、Hubert-Felix Thiefaine (ロック)、Jean-Michel Jarre (シンセサイザー)、CharlElie Couture (ロック)、Bernard Lubat (ジャズ)、Salif Keita (マリのポップス)、Nicole Croisille (ポップス)、Pajaro Canzani (ラテン、ロック) Zao、Papa Wemba、Sam Mangwana (コンゴのポップス)、Francis Bebey (作曲家、アーティスト) などらと世界中でコンサートやツアーを重ねる。
1996年には自身のグループ、Toups Bebey & Paris Africansを結成。プロジェクトPact (Paris African Cosmic Tones) とブラスバンドSpirit Pan African Brass Companyもさらに彼の創造性の貪欲さを広げることとなる。
パリのジャズクラブを始め、モントルージャズフェスティバル (スイス)、モントリオールジャズフェスティバル (カナダ)、ニースジャズフェスティバル (フランス)、フェスティバル・ドゥ・ヤウンデ (カメルーン)、パリ・カルティエ・デテ音楽フェスティバル (フランス)、ローマ (イタリア)、リーブルヴィル (ガボン)、ヴェルデンノルデンフェスティバル (ノルウェー)、カンヌ国際音楽産業見本市 (フランス)、カイエンヌフェスティバル (フランス領ギアナ) など多数のフェスティバルに出演。
自身のCDとしてはToups Bebey & Paris Africans / African Bicyclette(1997)、PACT / Cosmic Tones(1998)、Toups Bebey & Le Spirit Pan African Brass Company / Mummy I Go For Town(1999)、コ・プロデューサーとして父であるFrancis BebeyのDibiye(1997)、加えて数多くのレコーディングに参加している。
2004年より、リーブルヴィル (ガボン) のプルミエ国際音楽フェスティバルのアートディレクターに就任している。
Georges Beckerich / ジョルジュ・ベックリッシュ
ルクセンブルグ人。1956年生まれ。トランペッティスト、作曲家、アレンジャー。
6歳よりアコーディオンを始め7歳で初コンサートをする。11歳よりトランペットを始める。
1978年よりフランス在住。
Eddy Louiss (ハモンド・オルガン)、Bojan Z (ピアノ)、Romane (ギター)、Michel Graillier (ピアノ)、Andy Emler (ピアノ)、Christian Escoude (ギター)、Emmanuel Bex (ピアノ)、J.F.Jenny Clarke (ベース)、Daniel Humair (ドラム)、Louis Winseberg (ギター) などをはじめ数々のミュージシャンと共演。
モントリオールジャズフェスティバル (カナダ) を始め、ヴィエンヌ、モンペリエ、ブルジュ、ラ・デファンス、ニース、ニームを始めフランス各地のフェスティバルに参加。また日本、ドイツ、イタリア、アイルランド、ルクセンブルグを始め世界中でツアーをする。
参加のCDとしては、Big-band Ornicar/ “INCROYABLE HUCK”、 “JAZZ CARTOON”、Quoi de neuf docteur/”LE RETOUR”、”LA FEMME DU BOUC EMISSAIRE”、Le grand orchestre d’Hervé Krief/”LA DOLCE VITA”、Eddy Louiss/”SENTIMENTAL FEELING”、Uman/”CHALEUR HUMAINE”、”TERRA INCOGNITA”、Les Missionnaires/” DES RAPAGES CONTROLES、Laeta Group/” BLUE DAYS”、Younited Soulz/”CALOR SABI”、Freyja/”THIS GIRL”、Charly Ménassé/”…QUE DES HOMMES…”をはじめ数々のレコーディングに参加。
自己のグループCas.G.B. (カージェーベー) をはじめ、芝居やアートとのコラボレーションなど様々な活動を展開している。
Tomohiro Maeda / 前田智洋
1982年生まれ。ギタリスト、作曲家、アレンジャー。
AN Music School Kyotoにて清野拓巳(gu)、西野やすし(gu)、小島利勝(gu)、石橋敬一(ba)の各氏に師事。
以降、自己のバンドを結成し自己の楽曲を中心に演奏を重ねるほか、数多くのミュージシャンと共演やレコーディングに参加。
またミ・ベモル サクソフォン アンサンブルへのアレンジなども手がける。
- 04′ 戸高一生氏(vib)のA Slice Of Lifeに参加。
- 05′ 渡仏、Sylvain Luc氏のレッスンを受講。同年秋、パリに拠点を移す。
- 06′ Georges Beckerich氏(tp)のCas G.B.に参加。Festival de St.Maurに出演。
- 06′ 初リーダーアルバム「Life」をリリース。
- 07′ Michina & Tomoを結成。
- 08′ Magnanvilleのコンクールにて審査員全員一致で優勝。
- 08′ Cas. G.B.でFestival de St.Maurに出演。
Georges Beckerich (トランペット)、Toups Bebey (パーカッション)、Serge Marne (パーカッション)、Etienne Brachet (ドラム)、Chris Cody (ピアノ)、Peter Giron (ベース)、Claude Matringe (ベース)、Christophe Gaillot (ドラム) などをはじめパリを中心に各地で様々な国籍のミュージシャンやアーティストと共演。
オリジナリティ溢れる演奏と多くの色彩感をもつ楽曲は各地で高い評価を得ている。