Day4 – Chikuma
長野・千曲での公演、満員御礼有難うございました。
新幹線は指定席が売切れ、自由席で立ちっぱなしのまま上田まで、その後は乗り換え電車に乗り過ごし、30分待ちにもなりましたが、無事に会場に到着。
御年84歳のピアニスト、唐沢さんとの共演も素晴らしい時間でした。優しい音の奥にも時間の重みが感じられる空間でした。
昨年のEVDツアー以来久し振りの長野でしたが、本当に幸せな時間を過ごしました。
援助頂いた皆さま、お越し頂いた皆さま、本当に有難うございました。
そして一昨日のパリでの事件。事件がおこった場所のひとつ、劇場は僕が住んでいた家から1分の所にあります。テレビやFBなどでシェアされる映像の中に映る光景はどれも毎日のように通っていた場所であり、何度か足を運んだ劇場で多くの人が観た美しいライブの記憶が悲惨な記憶に変わってしまった事は本当に悲しい事です。友人の友人などで犠牲になったミュージシャンもいました。
価値観というのは国や人種、宗教だけではなく日本人同士の中でもかなり違うもので、それを押し付けあうのではなく、お互いを理解し合うことが本当に重要だと思います。フランスも他国で爆撃をしている訳で、オランド大統領が「これは戦争だ」と言うならば、もう報復の連鎖は始まってしまっている訳です。
「違いを認め合うこと」は僕がフランスで本当の意味を学んだ事の一つだと思いますが、皆んなで自由な色を描ける時代が訪れて欲しいものです。
最後の写真はパリの親友が撮ったもの。”Fais la guere dans ton cœur”
「戦争はてめえの心の中でやれ!」