12月 25 2012
木曜は久しぶりにアミアンへ。
この日は久しぶりにナイチンゲールスのメンバーと再開。ラジオの公開ライブでした。
このメンバーで演奏する機会も今年は少なかったなぁ。来年はもっと増えることを願う。
終電でパリに戻り、金曜は朝からジョルジュの故郷、ルクセンブルグ大公国へ向かいます。
この日の晩はベースのジョゼと三人でのライブでした。
パリからルクセンブルグは車で5時間ほど。
今回もまたもや見つけました。高速道路のサービスエリアでこれ!
今回行ったのはエッテルブリュックという街から更に20分ほど車で北に行った街。
ライブは本当に楽しかった。何よりジョルジュの演奏が素晴らしくて、心地の良い一時でした。
この日の晩はエッテルブリュックのジョルジュの家で泊まりました。
まず出てきたのがジョルジュの十代の時の写真。これには大爆笑でしたが、やっぱり面影はあります。
そして彼が見せてくれたのが、これ。
最近、彼の家に突然届いたこの手帳。そう、1943年に彼のお父さんが使っていた手帳です。
お父さんはジョルジュが11歳の時に亡くなっていて、この手帳は彼が産まれる更に前、戦時中の物だったのです。
それが56歳になった今、突然お父さんが当時住んでいたところの家族の人から届いたのです。
これには本当に感動。凄い話です。
中にはお父さんの写真、そして日記が綴られていました。
当時ドイツはルクセンブルグ人をドイツ軍としてかりだそうとしていて、とても複雑な状況下にあったルクセンブルグ。
お父さんの日記は全てフランス語で書かれていましたが、読んでいると本当にその時代にタイムスリップしたかのような感覚になりました。
エッテルブリュックの駅で。ジョルジュとジョゼ。
ジョルジュは数日ルクセンブルグに滞在。僕とジョゼはTGVでパリに帰ります。
本当に素晴らしい体験ができた今回の旅。また次回行けるのが心から楽しみです。
これで今年のライブもおしまい。
来年もまた頑張ります。その前に明日、ひとつ重大発表があります。
メリークリスマス!
父の日記 はコメントを受け付けていません | tags: amiens, blue, ettelbreck, ettelbruck, france, georges beckerich, josé fallot, luxembourg | posted in ライブ!, 日記。, 未分類
12月 19 2012
2013年1月12日。
10月に初めて一緒にステージをして以来、いよいよ本格始動となる「Et Vie Danse(エ・ヴィ・ダンス)」の最初のスペクタクルです。
マイム・ギター・パーカッションというこのバンド、本当に面白いんです。パリ在住のみなさんは是非!
Shu Okuno (mime)
Tomohiro Maeda (guitare)
Leo Komazawa (percussion)
Auguste Theatre
6 impasse lamier 75011 paris
entree:20€
ご予約は下記のメールアドレスまでお名前、枚数をお送り下さい。
evd.band@gmail.com
2013年1月12日 はコメントを受け付けていません | tags: auguste, et vie danse, theatre | posted in ET VIE DANSE, ライブ!
11月 30 2012
約2年ぶりにパリ中心地にある老舗ジャズクラブ、サンセットに出演してきました。
満員になった会場、そして多くの憧れのミュージシャンを見てきたこのステージで演奏できるのはやっぱり嬉しい。
前回ここでみたのはドラマーのバーナード・パーディ。2メートルの距離で見れるなんて本当に感動したもんでしたが、今日は誰かにそう思って貰える演奏ができたかな。。。また頑張って練習します。
今日来て頂いたパリ組のみなさん、本当にありがとう。
次のパリでの公演は1月12日に先月こっちで始まった新しいグループ、「Et Vie Danse(エ・ヴィ・ダンス)」が正式にスタートします。
マイム、ギター、そしてパーカッションという異色の組み合わせのバンドですが、本当に才能溢れるふたりと、僕が今、めちゃくちゃ楽しんでやっているバンドです。
詳細は近日アップしますね。
是非お楽しみに!
サンセット はコメントを受け付けていません | tags: sunset | posted in ライブ!, 日記。
9月 1 2012
想い出の地 はコメントを受け付けていません | tags: beckerich, cathedrale, Chartres, georges, シャルトル, フランス, 大聖堂 | posted in ライブ!, 日記。
7月 20 2012
一昨日のオデオンでのライブは大盛況。
満員のお客さんのなか、メンバーの熱い演奏、踊りが場を盛り上げました。
セルジュ、レオ、エピゾ、スワラ、マイア、ノブ、イスマエラ、そして僕。
半分黒人、半分日本人、、、っていうのも面白い組み合わせ。
メンバー内での世代のひらきがこんなにも大きかったのも久しぶり。
20代から60代までみんなでゴキゲンな演奏でした。
ホンマに楽しかった!!
そして、この日のメンバーであるセルジュから昨日の朝、電話。。。
なにかな〜と思ったら、キャンセルになったグループのかわりに今晩演奏しないか、、ということでした。
前日に次の日のライブが入ることはたまにあるけど、、、当日て!!!
でも彼と演奏できるのは本当に幸せなので引き受けました。パーカッションのレオと一緒に三人で演奏することに。
そう。セルジュはもう60代。
でもリハーサルでさえ魂込めて汗だくになって演奏する姿はミュージシャンの姿勢とはなんたるかを毎回教えてくれます。
昨日の本番前のリハーサルの時、僕が彼にひとつ要求しました。
「ここはこういう風に演奏してほしい」
そうすると彼は
「あ〜なるほど、これは今まで僕が知らなかったこと。こういうことをもっと勉強しなければ。」
と言ったのです。
これだけのキャリアがあって、まだそういう言葉を出せる彼の姿勢には本当に感動しました。
毎回、僕の話す言葉にも最大限の敬意を払ってくれる彼。そしてレオもいつもみんなに敬意をもって話す素晴らしい人。
ライブが楽しくならない訳がありません。
またいい音が出るように前に進んでいければと思っています。
tomo
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